7月15〜18日にかけて、プロジェクト・カプリース・ジャパンの第二弾イベントがサン・セバスティアンにて開催されました。今回のプロモーションは、本プロジェクトに参加している品質認定マークのついた商材が属する原産地や、その地域の文化を日本の営業エージェントに紹介することに主軸を据えました。

バスクでのプロモーション初日は、参加者の皆様への歓迎の意を込めて、地産品や本プロジェクトの参加企業に関連した様々なアクティビティがバスク・クリナリー・センターにて催されました。まず初めに、ソムリエのコロ・サントスによるチャコリの生産工程やD.0.(原産地呼称:D.O.ビスカイコ・チャコリーナ、D.O.ゲタリアコ・チャコリーナ、D.O.アラバコ・チャコリーナ)に焦点を当てた、チャコリの体感型試飲会が行われました。

続く料理研修では、バスク・クリナリー・センターの研究員であり、シェフでもあるイマノル・スベルスの手により、バスクと日本のフュージョン料理の調理実演が行われました。このデモンストレーションが終ると、参加者は研修で得た知識を元に実践ワークショップで、本プロジェクトの3つの商材(Eusko Labelイバーラの青唐辛子、バスク・カンタブリア海のアンチョアとビンナガマグロ)を使用したピンチョスを試作しました。

その後、営業関係を深めるために催されたカクテルパーティーでは、当プロジェクトに参加している企業のプレゼンテーションが行われ、招待者と参加企業22社が親交を深めました。

続く日程では、参加者はいくつかのグループに分かれ、プロジェクトに参加しているバスク地方全域に広がる企業を見学しました。そこで、参加者たちは実際に商品の個性を産み出すこの地方の特徴を見ることができました。最終日の7月18日は、本イベントの締め括りとして、美食クラブにて日本の営業エージェントたちとの送別会が開催されました。